\sectionや\subsectionから呼び出される\@startsectionの引き数が多いので整理しました。
\@startsectionの定義はjsbook.clsには含まれていますが、jbook.clsの場合はtexmf-dist/source/latex/base/ltsect.dtxにあります。
\@startsectionの定義は、
\def\@startsection#1#2#3#4#5#6{%
のように6個の引き数が指定されていますが、実際には8個必要で
- #1 — section/subsection/…
- #2 — レベル(sectionなら1/subsectionなら2/…
- #3 — 見出しのインデント
- #4 — 前アキ(負なら次の段落をインデントしない)
- #5 — 後アキ(負ならアキの後に本文が続く)
- #6 — スタイル(フォント/サイズなど)
- #7 — 別見出し(オプション:目次/柱にはこれを使う)
- #8 — 見出し
となっています。
\section[オプション見出し]{見出し}
のように渡された引き数は\@startsectionの7、8番目の引き数として処理されます。
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