TeXの記憶(118)–下線を引く

一定のスペースの中に左寄せで文字をいれて、その下に下線を引く方法です。本文中で使う機会はあまりありませんが、章や節の見出し、目次の見出しなどには割りと使われます。

ここでは適当に思いついた4種類の方法で線を描いてみました。

0208a

(1)\vboxの中に必要な幅の\hboxを作ってその下に\hruleを入れる

\vbox{\hbox to \WIDTH{あいうえお\hfil}\vskip2mm\hrule height.1mm}

こうすると\hruleは自動的に\vboxの幅いっぱいに広がります。文字と下線のかたまりを上下左右に移動させて、そのスペースに画像を入れたりする可能性があるときは、この方法をよく使います。

0208b

(2) 改行して\ruleで線を引く

あいうえお

\nointerlineskip\vskip2mm

\rule{\WIDTH}{.1mm}

単純です。ついでに

\raisebox{深さ}[0pt][0pt[{\rule...}

とすると、線を上下する必要があるときに、他に影響を与えないので便利です。

(3) 改行して\vruleで線を引く

あいうえお

\nointerlineskip\vskip2mm

\vrule width \WIDTH height .1mm

\vruleといっても高さと幅を指定すれば(結果的に)水平な線を引くことができます。

(4) tabularとして引く

\arrayrulewidth=.1mm
\tabcolsep=0pt
\begin{tabular}{l}
\hbox to \WIDTH{あいうえお\hfil}\\\hline
\end{tabular}

もうちょっと込み入った箇所で使ったことがあったと思います。

(5) \underlineを使う

\underline{\hbox to \WIDTH{あいうえお\hfil}}

下線のコマンドそのものです。線の位置や太さをコントロールするには別な定義を作って上書きする必要がありそうです。

(1)〜(5)は下線が単純な場合です。複雑な場合は、画像として作って取り込んでしまうほうが簡単です。

とくに、突然の仕様変更に対処するにはIllustratorなどで画像として作ってから張り込んだほうが短時間で必ず仕上がるので相手次第で対応を考えています。

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