TeXの記憶(65) — 数式の見出しを左に、番号を右に(一時的にfleqnにする)

数式番号の左に見出し、右に式番号を出力する方法を(63)(64)で考えてきたのですが、式自体を左揃えにすれば一時的にfleqnにしてしまうのがいちばん簡単でした。レイアウトの指定をする側がダメということになると使えませんが。

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{\makeatletter\@fleqntrue\@mathmargin=0pt\makeatother
\begin{alignat}{3}
  &\text{(公式1)}&\hskip25mm&
  \{g(f(x))\}'=g'\left(f\left(x \right)\right)\cdot f'\left(x \right)\\
  &\text{(公式2)}&&
  \{f^{-1}(y)\}'=\displaystyle\frac{1}{f'(f^{-1}(y))}\\
  &\text{(公式3)}&&
  (e^x)'\ =\ e^x
\end{alignat}
}

数式の字下げをゼロにして、左の見出しとの間隔を空けています。\hskipの値は適当です。

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