TeXの記憶(22)—\breakの後の空行を除く

行を強制的に改行して、そこで改ページが必要なことがあります。
たとえば

ここまでで1行の終わり

という文があったときに、

ここまでで1<改行>
<改ページ>
行の終わり

ではなく

ここまでで<改行>
<改ページ>
1行の終わり

のように改行・改ページしたいときがあります。

ここで1の前に「\」を入れてしまうと行末が不揃いになるので\breakで改行したい。
\breakを使うと最後に空行が入るので、これを取り除いて改ページしたい、
という場合に以下のマクロを使っています。

\newcommand{\BREAKLINE}{\break\par
  \@tempdima=\lastskip \advance\@tempdima \baselineskip
  \vspace*{-\@tempdima}}

最後に付け加えられている空白を取り除くだけです。