バンコクに旅行するとき屋台の食事が気になる人も多いですね。
ほかにも、「水は飲んで大丈夫?」「氷は?」「屋台のカットフルーツは?」
3年半住んだ経験では、大丈夫な場合もあるし失敗した場合もありました。
バンコクのバーガーキングで当たったこともありますから、何で当たるか分かりません。
バンコクでお腹を壊さないためにできる方法、壊してしまったらどうするか、わたしの経験をもとにご紹介します。
下痢したときの対処法
バンコクに3年半住んでいますが「下痢した」と自分で思うのは3回です。
うち、1回は病院で薬をもらい、1回は日本人在住の薬局で、残り1回は街の薬屋産で薬をもらいました。
ちなみに辛い料理を食べすぎてお腹を壊すのはカウントしてません。
病院に行く(旅行保険が使えるならキャッシュレス)
バンコクの大病院だと、旅行保険またはクレジットカードの保険、パスポートがあればキャッシュレスで治療を受けられるので便利です。
クレジットカードの保険を適用するには事前にカード会社に連絡する必要があるのが面倒ですけど。
激しい食中毒だと入院もありえます。
外来のときに旅行保険が適用されていれば入院の手続きは簡単ですが、自費だとあらかじめデポジットが必要になる場合がほとんどです。
病院にいるとお腹を壊した日本人によく出会います。
サミティベート病院、バムルンラード病院は、日本人デスクがあり通訳が付きます。バムルンラードには内科に日本人医師がいるし、日本語を話せる医師もいます。
バンコクの大病院は、お腹をこわす日本人に慣れているので、具合が悪かったらガマンしないで病院に行くことをおすすめします。
ブレズ薬局で日本人スタッフに相談する
バンコクには日本人が在中している薬局がいくつかあります。
有名なのは「ブレズ薬局」です。関連店も含めると何店かありますが、アクセスが良いのはBTSアソーク(MRTスクンビット)駅近くの店です。
店内は狭く、ほとんどの時間帯に客がいるので、待たされることもありますが、日本語で相談できるので安心です。
日本語で飲み方がプリントされた薬を処方してくれます。
店には英語とタイ語が分かる薬剤師もいるので、日本人スタッフの接客が終わらないようなら直接薬剤師に問い合わせるほうが早いです。
街の薬局で薬を買う
バンコクは薬局がいたるところにあるので、目についた薬局で相談してみましょう。
バンコクの薬局の薬剤師は、英語な症状を告げれば無難な薬を処方してくれます。
バンコクにはブーツやワトソンズのような大手ドラッグストアが目に止まりますが、なぜか薬剤師が不在で薬を売ってくれないことも多いです。
緑の文字で「ย่า」(ヤー:薬)」と書いてあるのが薬局です。
わたしの経験上、「店内の照明が暗い古びた薬局のおっさん」には相談しないほうが良いです。
屋台の食事で気をつけること
流行っている屋台を選ぶ
売れている屋台かどうかは少し見ていれば分かります。タイ人客が入れ替わり買っている屋台を選びましょう。
売れていない屋台はお腹を壊さなくても「味がマズイ」ことが多いので避けるのが賢明です。
「何か変」と思ったら食べるのを中止
残さず食べるというのは美徳ですが、安全のためには「おかしい」と思ったとたん吐き出すことです。
「もったいない」は無視しましょう。
ファストフードのハンバーガーでお腹を壊したときは、「妙な味」のパテをそのまま飲み込んでしまったのが原因だと思っています。
迷ったら食べるのをやめるのが安全です。
フルーツ屋台は大丈夫?
バンコクにはフルーツ屋台が数多くあります。
大きめにカットされたフルーツがショーケースにあり、買うときにさらに小さくカットしてくれる仕組みです。
このフルーツが危ない、という話もありますが、わたしの経験ではお腹を壊したことはありません。
可能性はゼロではないでしょうけど。
フルーツ屋台を選ぶときも、売れている屋台を選ぶのが安全ですが、わたし自身は「あまり考えず」買っています。
氷を避ける?
屋台や食堂で水を注文するとき必ず聞かれるのは「氷は必要かどうか」です。
「ナーム(タイ語)」または「ウォーター」というと
ナムケーン?
と聞かれます。これは「氷は必要ですか?」という意味です。
氷を避けるには「マイアオ(不要)」と言えばいいでしょう。
水を注文するときに、先に「マイアオナムケン」と言えば通じます。
しょぼい店では氷を入れておく巨大なアイスボックスが不潔な場合もあります。
アイスボックスの底を見ると不潔感がただよう場合もありますから。
ただし、バンコクで水道水の氷を使ってる店はほぼゼロだと思います。
わたしは氷も注文していますが、お腹を壊したことはありません。
日本から薬を持ち込める?
タイには、処方箋薬でも市販薬でも「常識的な範囲で」持ち込めます。
常識的な範囲というのは、わたしの経験上は数百錠は大丈夫という範囲です。
なので、旅行で持ち込む程度の薬の量が問題になることはないでしょう。
ちなみに、持病の薬などはロストバゲッジにならないように、手荷物で持ち込んだほうが安心ですよ。
成田空港のWebサイトでは「機内で使用する分のみ持込可能」となっていますが、わたしはセキュリティで止められたことは一度もないので、旅行の分の薬を持ち込んで問題になることはないでしょう。
100ml以上の液体の薬はあらかじめセキュリティに申し出る必要があります。
まとめ
長くバンコクに在住している人は、下痢を経験している人は多くいます。
食中毒は危険ですが、下痢くらいなら許容範囲と思っている人は多いです。
でも、旅行でお腹を壊すと楽しい日数が失われてしまいますから避けたいですね。
でも、100%避ける方法はありません。
日本人が多いスーパーで買った弁当で下痢した人もいますから。
「自分のカンを信じて決める」のが大事です。
コメント