Alfredを使ってクリップボードの履歴からEmacsにペーストするとき、Emacsに直接貼り付けられない場合があります。
Emacsのメタキーを⌘(Command)に割り当てている場合、Alfredからホットキーを使ってペーストすると、Emacs上で「⌘+V」を押した動作が呼び出されます。
私が使っているEmacsの設定は⌘がメタキーに割り当てられているので、M-v が呼ばれてしまいます。
Alfredからペーストした内容は、Emacsのyank(私の設定はC-y)でペーストできるのですが、その前に1動作入るのでそのままでは実用になりません。
Emacsのメタキーをoptionに設定し、⌘をAltかSuperに割り当てる方法もありますが、私は ⌘ をメタキーとして使いたいので M-v だけをyankに設定しました。
(global-set-key (kbd "M-v") 'yank)
これで、Alfredからペーストするとyankされるようになります。
【optionと⌘を入れ替えるには】
optionと⌘をまるごと入れ替えてEmacsを使っている人も多いようです。
(setq mac-command-modifier 'super) (setq mac-option-modifier 'meta) (galobal-set-key (kbd "s-c") 'copy-region-as-kill) ;; 上の設定の代わりに下の設定を使うとコピーされた内容がミニバッファに表示されます (galobal-set-key (kbd "s-c") 'kill-ring-save) (galobal-set-key (kbd "s-x") 'kill-region) (galobal-set-key (kbd "s-v") 'yank)
のように設定すると
⌘+C
⌘+X
⌘+V
を利用できます。
コメント