前回の方法を使って、もう少し面倒な式を揃えました。
\[
\begin{array}{lll}
最小化&\hskip\arraycolsep\left.c_1 x_1 +\cdots +c_n x_n\right.&\\
\raisebox{5mm}{条\hskip1zw 件}&\left.\begin{array}{l}
a_{11} x_1 +\cdots +a_{1n} x_n =b_1\\
\hskip15mm
\vdots\\
a_{m1} x_1 +\cdots +a_{mn} x_n =b_m\\
\end{array}\right\}&制約\\
&\hskip\arraycolsep
\left.x_1,x_2 ,\cdots,x_n \ge 0\right.&条件
\end{array}
\]
5行ある式のうち、真ん中の3行分だけもう1つarray環境で囲んでいます。
1行目と5行目は、前回同様に
\hskip\arraycolsep\left.〜\right.
でスペースを調整しました。
2行目の「条件」という文字をきっちり揃えることができなかったので\raiseboxを使って上に上げています(ちょっとズレています)。\vdotsも\hskipを使って右に移動しました。ちょっと残念です。
TeXの記憶(60) --- 数式を揃える(\left.〜\right.が生み出すスペース)
一部に(カーリー)ブレースの入った数式を揃えました。
ブレースがかかる3つの式を新たなarray環境で囲めば良さそうに思えますが、実行するとズレてしまいました。
\[\begin{array}{ll}
0\ \mbox{o...
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