古いtetexを維持する

書籍は売り切れると増刷になります。増刷するときには内容の間違いを直したり、新しい情報を追加する必要があるので、組版する側としてはそのページだけ修正することになります。

修正したページデータは印刷会社で以前のデータとマージされて印刷に回ります。
修正のなかったページは元のまま印刷されるはずで、細かな確認が必要になるのは新たに変更を加えたページだけでいいはず、だったのですが今は変わってしまいました。

修正のある個々のページを差し替えるのは、昔は、印刷会社の製版の工程で行われていたのですが、製版という工程そのものがほとんどなくなったのと、あってもコストがかかるようになってしまったのです。

印刷会社からすれば、10ページ以上も手動で差し替えるなら、1冊まるごとデータを受け取って印刷したほうが低コストになるようです。

こうなると組版するこちら側は、必要なページだけで済んだものが、全ページ渡す必要に迫られます。

中にはもう10年以上も増刷を繰り返している書籍があります。このような書籍をTeXで修正するときに、私の場合は作成した当時のバージョンで修正しています。何らかの原因で1文字次の行に移っただけでも1ページの余白ができてしまったりしますから。

そんなわけで手元のマシンには幾種類かのTeXが入っています。

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