TeXの記憶(114)–\makechapterheadのひとつの例

以前作ったLaTeXの\chapterの例です。表示する実体は\makechapterheadです。画像の例はjbook.clsを読み込んで変更部分だけを上書きしていますが、実際に使った例では独自のクラスファイルとモリサワの書体新ゴMを使っています。

0113

2つの罫線の間にスミアミがありますが、これを表示してから上に戻って2本の罫線と見出しを表示しています。
いったん引いてから上に戻る方法は好きではないのですが、いちばん簡単なのでこの方法を使ったのだと思います(忘れてしまいました)。

上の罫線を左から5ミリ分\leadersを使って引いてから、「第1章」の文字、その後右端までleadersで罫線を引いています。
その後2本目の罫線は幅いっぱいに引いています。

あとは右寄せの見出しを出力するだけです。

\documentclass[draft]{jbook}

\usepackage{color}
\definecolor{ami}{cmyk}{0,0,0,0.2}

\makeatletter

\def\@makechapterhead#1{%
  \vbox to 50mm{\kern0mm\parindent\z@
    \raggedright
    \reset@font%
    \huge\bfseries
    \ifnum \c@secnumdepth >\m@ne
    \vbox to \z@{\mbox{}\vskip5.5mm\color{ami}\hrule height 1.4mm\vss}%
    \vskip-4.2mm
    \hbox to .999\textwidth{%
      \hbox to 5mm{\leaders\hrule height 0.15mm\hfill}\space
      {\fontsize{17Q}{20Q}\kanjifamily{gt}\selectfont\@chapapp
        {\fontsize{46Q}{46Q}\selectfont\thechapter}\@chappos}\space
      \leaders\hrule height 0.15mm\hfill}
    \vskip.5mm
    \hrule
    \vskip3mm
    \begin{flushright}
      \rightskip=5mm
      \fontfamily{gt}\fontsize{26Q}{29Q}\bfseries\selectfont#1\par
    \end{flushright}
    \vfill
    \fi}
  \nobreak%                           % 行,ページ分割禁止
}
\makeatother


\begin{document}

\chapter{あああ}

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\end{document}

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