以前作ったLaTeXの\chapterの例です。表示する実体は\makechapterheadです。画像の例はjbook.clsを読み込んで変更部分だけを上書きしていますが、実際に使った例では独自のクラスファイルとモリサワの書体新ゴMを使っています。
2つの罫線の間にスミアミがありますが、これを表示してから上に戻って2本の罫線と見出しを表示しています。
いったん引いてから上に戻る方法は好きではないのですが、いちばん簡単なのでこの方法を使ったのだと思います(忘れてしまいました)。
上の罫線を左から5ミリ分\leadersを使って引いてから、「第1章」の文字、その後右端までleadersで罫線を引いています。
その後2本目の罫線は幅いっぱいに引いています。
あとは右寄せの見出しを出力するだけです。
\documentclass[draft]{jbook}
\usepackage{color}
\definecolor{ami}{cmyk}{0,0,0,0.2}
\makeatletter
\def\@makechapterhead#1{%
\vbox to 50mm{\kern0mm\parindent\z@
\raggedright
\reset@font%
\huge\bfseries
\ifnum \c@secnumdepth >\m@ne
\vbox to \z@{\mbox{}\vskip5.5mm\color{ami}\hrule height 1.4mm\vss}%
\vskip-4.2mm
\hbox to .999\textwidth{%
\hbox to 5mm{\leaders\hrule height 0.15mm\hfill}\space
{\fontsize{17Q}{20Q}\kanjifamily{gt}\selectfont\@chapapp
{\fontsize{46Q}{46Q}\selectfont\thechapter}\@chappos}\space
\leaders\hrule height 0.15mm\hfill}
\vskip.5mm
\hrule
\vskip3mm
\begin{flushright}
\rightskip=5mm
\fontfamily{gt}\fontsize{26Q}{29Q}\bfseries\selectfont#1\par
\end{flushright}
\vfill
\fi}
\nobreak% % 行,ページ分割禁止
}
\makeatother
\begin{document}
\chapter{あああ}
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\end{document}
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