ゴールデンウィークに2度入出国を繰り返した記録です。
細かそうなニュージーランドの検疫も、必要事項にチェックして、あとは確認するつもりでいれば特別面倒なことはなかった、という話です。
2014年の記録なので状況は変わっているかもしれません。
ネットでニュージーランド入国の検疫についてを調べると、何やらとってもめんどくさそうな体験記が見つかります。おもに食料品と薬品のようです。ネットの記事によると食料品を持っていなくても、機内でとった食事の匂いにも反応してチェックされるらしい。。。
さらに、処方箋を持ち込むときは英文の処方箋が必要とのこと。
未開封のパッケージじゃないとダメなんてことも書いてあります。
う〜ん、この記述は不思議です。いくつかの国を回っていたら、途中で服用するために開封しちゃいますよね。
それとも、開封した薬は捨てて未開封のものだけを持ち込めというんでしょうか。
ニュージーランド入国:薬の持ち込み
食料品は持たず、薬だけ持って入国することにしました。
クック諸島に立ち寄ってからからニュージーランドに入国しました。
入国審査は国によって家族単位でまとめてパスポートを受け取るところもあれば、一人ひとり順番に並ぶところがありますが、1度目の入国係官は1人ずつ並んでという人でした。
まず、妻がパスポートと入国カードを渡します。入国カードには食料品はNo、薬はYesをチェックしています。
妻と係官のやりとりを聞いていたら、処方箋の必要な薬があるかどうか確認していました。
妻の答えは「No」です。ほんとに持ってません。
入国カードに何やら記号を書いて、パスポートにスタンプを押して終了。
さて私の番です。私も食料品は持っていませんが、処方箋薬は持っています。
入国カードの薬の欄も「Yes」にチェックしています。
確認されたらどうしようかな。薬を提示してできるだけ説明して、ダメなら廃棄すればいいやと思っていました。
ところが妻の後だったためか何も聞かれず、そのまま通過してしまいました。
次に検疫です。係官に入国カードを見せて、口頭で食料品や木製品などの所持を確認されます。
何も持っていませんが荷物をX線検査機にかけました。
飛行機に搭乗するときのセキュリティチェックと同じようなものです。
ネットの記事を見ると靴底の土もチェックされたりするらしいのですが、私は山には行ってないので、入国カードの項目にもチェックしてません。
ですが、ビーチサンダルは持っています。直前の国はクック諸島だったので海には入りました。いちおうビーチサンダルは洗って砂は落としてきましたが、とくに確認されることもありませんでした。
結局、このチェックも何の問題もなく無事入国することができました。
2度めのニュージーランド入国
さて、この後いったん出国し、再びオークランドから入国しました。
直前の国はフィジーです。
ビーチリゾートの国なので、ビーチサンダルに砂が残ってるかもしれません。
フィジーでは土産用のチョコレートと、地元のスーパーで買ったインスタントラーメンをいくつか買ったので入国カードの食料品には「Yes」がチェックされています。
薬は市販薬しか残っていません。
イミグレーションで前回と同じように口頭で確認の後、検疫の担当者のところへ。
ここで持っている食料品の袋を見せると簡単に「オッケー」。
その他、木製品の有無を聞かれました。私達は持っていないのでその旨こたえると、あとは前回と同様X線のターンテーブルに荷物を載せて確認です。
今回も何も問題なく通過できました。
不思議なのは、バッグの中には食料品が入っていることです。
手前で実際に見せて確認はとっているのですが、もう一度バッグにしまってからスキャンします。
ということはバッグにその他の食料品があっても分からないんじゃないかなと思いますが、どうなんでしょう。
気になるものは申告しよう
たった2度の経験ですが、結局、ニュージーランドの入国に際しては気になるものは全部チェックして相手に判断してもらうのがいちばんということでしょう。
一部の情報にあるような異常に細かなチェックはありませんでした。
しかし、何も申告しないでいると罰金を払うはめになるかもしれません。
日本だと何も言わなくてお何とかなるシステムがいたるところにあるため、すっかり慣れてしまっています。
ですが、ニュージーランドの入国に際しては、不明な点はとにかく確認するようにしましょう。
入国カードに記入する項目で、食料や薬のチェックに迷ったら「Yes」をチェックしてあとは係官の判断に任せるのが無難です。
言葉が苦手でもとにかく話をするのがいちばんスムーズに事が運ぶコツではないでしょうか。
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