Kindleダイレクトパブリッシング「LaTeXのヒント 別行だて数式で迷わない」を出版しました。
思い切って内容を絞って別行だての数式に関する話題にしました。
とは言うものの、別行だて数式行には、alignやalignat、xxalignatなど大量にコマンドや環境が存在するので、項目だけ見るとさくさんありますね^^
昨晩、寝る前にAmazonにアップし、朝起きてみたらもう登録されていました。AppStoreの登録に比べるとずっと早いものですね。
アプリと違って書籍は文書の確認だけだから、処理が早く済むのかもしれません。
目次
数式を揃える
- 数式のインデントを変更する(\mathindent)
- 一部だけ左揃え(中央揃え)に変更
- align
- flalign
- alignat
- xalignat, xxalignat
- gather
- multline
- split
- aligned
- gathered
- multlined
- 数式をブレースでくくる(cases)
- 数式をブレースでくくる(numcases)
- 数式をブレースでくくる(dcases)
- ブレースを右側に入れる
- arrayの行間を広げる
- array環境で表を作る
- 数式の途中で改ページする(allowdisplaybreaks)
- 数式を縦に揃える環境のまとめ
数式をつめる
- \arraycolsepで行列を詰める
- 演算子の両側のスペースを詰める(\mathrel、\!)
- \thickmuskip, \medmuskip, \thinmuskipの値を変更する
- 数式の幅を狭くする(\resizebox)
- 数式の幅を狭くする(\scalebox)
- 数式行の上下のスペースを変更する
数式番号の調整
- 節ごとに数式番号をリセット(\numberwithin)
- 枝番号を付ける(subequations)
- 数式番号にプライム(ダッシュ)を付ける
- 数式番号の形式を変更する(\newtagform)
- \nonumberと\notag
- 数式番号を上下させる(\raisetag)
説明文を入れる
- 数式の中に文を入れる(\textと\mbox)
- 数式行の中の説明文を2行にする
- 数式環境の中に文章を入れる(\intertext、\shortintertext)
- 左側に式の見出しを出す
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