org-modeのデフォルト設定は行の折返しがないので、文章を書くには不便ですよね。
でも、agendaで一覧にするときは、折返しがあると見づらくなります。
org-modeの行の折り返しを設定するには3つの方法がありました。
- org-mode全体に有効
- その都度、設定を替える
- 必要なファイルにだけ指示を入れる
org-mode全体で有効にする
.emacs/init.el
に
(setq org-startup-truncated nil)
の行を加えます。
emacsを起動すれば、*.orgはすべて行が折り返しになります。
これだとagendaを表示したときに、折返しがじゃまに感じます。
その都度、設定を替える
必要なときだけ折返しにするには、
M-x set-variable truncate-lines
で、値を t
にしたり nil
にして切り替えることができます。
ファイルごとに設定する
折返しを設定したいファイルの先頭に
#-- truncate-lines: nil; --
の行を入れておくと、折返しが有効になります。
あるいは、デフォルトを「折返しあり」にして、必要なファイルだけ
#-- truncate-lines: t; --
とすることもできますが用途がなさそうです。
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