TeXの記憶(75) — ボールドイタリックの定義

数式の文字をボールドイタリックにするには

\boldmath$a+b=c$

でできるのですが、ちょっと面倒くさい。bmパッケージを使えば

$\bm{a+b=c}$

のように指定できて簡単です。このようなパッケージは他にもあるようですが、普段はパッケージを使わず単純なマクロを使っています。

\newcommand{\bm}[1]{\mathchoice%
  {\mbox{\boldmath$\displaystyle#1$}}%
  {\mbox{\boldmath$\textstyle#1$}}%
  {\mbox{\boldmath$\scriptstyle#1$}}%
  {\mbox{\boldmath$\scriptscriptstyle#1$}}}

bmパッケージを使った上の例と同じに指定できます。