古いTeTeXのために最初に用意した環境はVirtualBox上のLinuxBeanでした。この環境に以前のDebian(squeeze)のLaTeX環境一式とghostscript、gvをディレクトリツリーを合わせてまるごとコピーしたところ、gvだけが動きませんでした。
前回、VirtualBoxに新しくインストールしたDebian(32ビットwheezy)では、同様のコピー環境でも「.gv」を編集したら動作できたので、LinuxBeanでも動くだろうと「.gv」をコピーしたら無事日本語も表示することができました。
GV.version: gv 3.6.5.91
GV.scaleBase: 2
GV.gsSafer: False
しかし、Debian(wheezy)のコピー環境でもそうなのですが、
<Key>apLineDel
が表示されてしまいます。まあ、ワーニングだから無視しても良さそうですが。
自分でコピーしたgvだけでなく、パッケージマネージャからインストールしたgvでは、「.gv」を直せば動作しますし、ワーニングも表示されません。1カ所バージョンを今のバージョンに直しました。直さないとgvが文句を言って動いてくれません。逆に新しいバージョンでも古いgvは問題ないようです。
GV.version: gv 3.7.3
GV.scaleBase: 2
GV.gsSafer: False
結局、古いTeTeXを動かしてPSファイルを表示するには、フォントのカスタマイズが面倒なtexとghostscriptまでをコピーして、gvはパッケージマネージャに従って(ついでにgsも入るかもしれないけれど)インストールするのが無難なのかもしれません。
いずれ自分でコピーしたgvのワーニングも解決したいと思います。
ほんとは、必要な古いTeX環境、新しいghostscriptとgv環境にすることなんでしょう。いずれやってみたいと思います。
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