エンジニアが英語リーティングに慣れるにはここから始めよう

英語の技術文書をスラスラ読みたい。

ソフトウェアのREADMEを読むのがうっとうしい。マニュアルを見ればいいのに、ついついWebで日本語の記事を探してしまう。

StackOverflowのほうが検索で上にくるのに、飛ばしてしまう。

この記事は英語のリーティングが苦手なエンジニア向けに、どこから始めればいいか紹介しています。

英語の基礎力のなさを自覚しているエンジニア

 

中学英語の基礎力がないとマニュアルやStackOverflowを読むのは難しと思います。

StackOverflowのコードを見れば解決策が分かることも多いですけど。

たとえば「ruby csv utf-8」で検索すれば、Answersのコードはほとんど分かると思います。

でも、「質問者の意図」とか「どの場合に解決できるのか」が理解できないと自分の場合に適応できませんよね。

中学英語にも苦手意識がるという人は覚悟を決めて基礎力を養いましょう。

英語力を高める簡単な方法は学習時間を増やすことです。

苦手な人は学習時間が足りてないだけです。早道を探す時間を、実際に学習する時間にあてましょう。

私はずっと以前、英文をまるっと理解できる法則があるかと、いろいろ調べたことがありましたが、そんなのないんですね。時間の無駄でした。

英語はプログラムほど理路整然とできてません。

文中の副詞が前の動詞を形容しているか、後の形容詞を修飾しているか、文脈からでないと把握できないことなんて普通にあります。

だから、基礎力が足りないと思っている人は、手軽な参考書を地道にやるだけです。

手軽な参考書を繰り返すのがいいですよ。厚い本だと終える前に挫折しますから。プログラミングの学習も同じですね。

 

挫折しにくい参考書は適度に練習問題が入っているのをおすすめします。自分で解いてみないと実感が偉えないですよね。プログラミング学習とよく似ています。

中学生用ではなく、高校生・大人向けの参考書なのもいいです。中学生向けの文章を大人が読むのは辛いですから。

 

中学英語だけだと足りないので、高校の英語も復習しましょう。

文法はざっくりとした知識は必要です。

英文を読むときに「文法をどう使って読むか」の練習もしておきましょう。

英文法の問題集は数多く発売されていますが、長文を読むための入門書は少ないので貴重です。

英語の応用力が足りないと思っているエンジニア

 

小説は読まなくていい

リーディングというと「小説を読みましょう」みたいなのがよく出てきますが、あえて小説を読む必要はありません。

日本語の小説も読まないのに英語の小説を読んでも楽しくないですよね。もちろん小説が好きな人はどんどん読んでください。

「ヤングアダルト小説」を読みましょうという意見もありあますが、ティーンを卒業した人だと辛いです。ヤングアダルトの主人公ははティーンですから、大人になると感情移入できないんですよ。

あと、ヤングアダルトだからといって語彙が簡単ということはありません。

 

それに、文学は形容詞だの副詞だのが数多く登場します。表現を豊かにするには形容詞や副詞は必要かもしれませんが、技術系の文章は凝った表現は必要ないですよね。

たとえば、『木立のところどころで、じいじいという声がする。蝉が声を試みるのである。』(森鴎外 「杯」)という文章を味わえる必要はなくて、『セミが鳴いている』という文を読んで意味が分かればいいわけです。

 

おすすめ教材

英語で長い文章を読むのは時間がかかるし、挫折しやすいので短いものを読んでいきましょう。

短めの英語サイトの記事を読む

» Becoming a Web Developer: 5 Essential Tips

短めなので最後まで読みましょう。

このサイトのブログ記事は短めなのものが多いので、とりあえず英文を読んでみるにはおすすめです。

プログラミングのチュートリアルを読む

» 20分ではじめるRuby

日本語ページもあるので分からないときは参照してください。

Web技術策定の総本山W3Cのコースは文章がほとんどないので、英語が苦手でも利用しやすいです。

JavaScriptや

» JavaScript Introduction

Pythonもあります。

» Python Tutorial

 

Codecademyをやってみる

Codecademyは英語のプログラミング学習サイトの老舗です。

HTML、CSS、Ruby、Java何でも揃っているので、自分がよく知っている内容から始めると挫折しにくいです。

まとめ

エンジニアが英語リーディングに強くなるには、中学英語までは基礎の参考書を、基礎が終わったら自分の関心がある内容の短めの文を積極的に読んで慣れましょう。

 

 

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