実際に使った英語の語彙を増やす基本参考書7選

エンジニアとして語彙を増やしたいんだけど、TOEICが600点台です。

どうすれば語彙を増やせるだろう?

 

エンジニアでも、TOEIC800点くらいまえは、大学受験やTOEICの本で勉強したほうが効果的です。

この記事では基本からTOEIC800点くらいまでに役立つボキャブラリーの本を紹介します。

受験ではなく、普段に英文を読むときの基本語彙を増やしたい人向けの記事として書きました。

ボキャブラリーの参考書

英単語の参考書は

  1. 単語だけ
  2. 1語か2語の短いフレーズ
  3. 何語か入った短文

のタイプがあります。

私は2.の短いフレーズを利用した本が覚えやすいかったのすが、どれかだけをやるより、2種類の語彙本を使ったほうが定着率はいいと思います。

 

DUO 3.0

短めの例文に単語が詰まったタイプです。

「単語だけだと頭に入らない」「まとめて覚えたい」人に人気です。

私が実際に使ったのは、3.0がついてない最初のバージョンでしたが、基本構造は今も同じです。

例文自体はおもしろいわけではありませんが、ひたすら繰り返して覚えましょう。

 

例文で覚えるタイプのボキャブラ本は、別の文脈で単語が登場したときに識別しにくいので、他の本もやると良いです。これはどの本にも共通ですけど。

英単語ピーナツ

2語をペアにしたフレーズで覚える形式です。

銅メダルコース、銀メダルコース、金メダルコースの3つがあり、銅銀金の順に難易度が上がります。

基本、2つの単語を中心に前置詞・代名詞で1つのフレーズが作られています。

DUOは文章の中に単語が埋め込まれていましたが、英単語ピーナツは2語だけあら成るフレーズです。

 

2語のフレーズは調子が良いので覚えやすいです。

ただし、2語がペアで頭に入るので、他の本で1語だけ登場したときに既出だと気づかないこともありました。

システム英単語

文章より小さい単位の「ミニマルフレーズ」で覚えるようになっています。

英単語ピーナツは、2語のフレーズが基本でしたが、見出し語1語を使ったフレーズです。

もっともミニマルフレーズはすべての見出し語にあるわけではありません。

全部を同じスタイル、同じペースで覚えたい人はちょっと気になるかもしれません。

私が持っているのはずっと以前の初版ですが、基本構造は同じです。

1冊の中が難易度順に分かれているので、最後までやると実用的な語彙まで覚えることができます。

文で覚える単熟語

新出単語10語くらいが、3つくらいのパラグラフの文章になっています。

文章の見開きページだけでも意味を確認できるし、単語だけの見出しページも別にあります。

 

表紙の「文単」という見出しが目を引くので私は「文単」という名前だと思っていました。

語彙は英検用で3級から1級まで各冊販売されています。

私がもっているのは英検準1級用。

単語の見出しだけだと頭に入らないので、文章ごと読むと効率が良さそうな気がして購入したのですが、同じ文章を何回も読むのは面倒でした。

ただし、文章の構造は難しくないので、何回も繰り返すと効果的だとは思います。

大学受験用じゃないので本の値段が高いです。

というか、大学受験生用の本は価格がやすいですね。

TOEFLテスト英単語3800

1語ずつ見出しになっているタイプです。

語彙の難易度は高め。

TOEFLを受験する人たちには有名な本で、好評のレビューも酷評のレビューもどちらもあります。

酷評のレビューにあるように、登場する単語の順番、品詞の順番、など、意味不明に並んでいます。

なので、何の脈絡もなく単語を覚えられる人、7割くらい知っていて自分に足りない単語を確認する人には向いているでしょう。

私は、この本でボキャビルするには気合が足りなかった。

最新は「4訂版」ですが、私が持っているのはかなり前の版ですが、最新版もそれほど変わらないと思います。

Instant Word Power

英単語を英文で説明したペーパーバックです。

語源や接頭辞などから、関連のある単語をまとめて解説いています。

英語のペーパーバックで小説を読のは挫折したけど、この本は最後まえで読めたという人もいます。

私は、途中で飽きてしまいましたが、なんとか最後まで読み終えました。

同著者には、もっと難易度が高い

Word Power Made Easy: The Complete Handbook for Building a Superior Vocabulary

という本もあります。

ちなみに、私はバンコクに住んでいるのですが、タイの大学生御用達の書店や英語本のブックフェアに行くとInstant Word Powerは見かけませんが、難易度の高いこちらの本はよく見かけます。

タイは米国留学を目指している学生が多いからかもしれません。

英単語Make it!

ベイシック・コース、アドバンスト・コースがあります。

私が使ったのはアドバンスト・コースです。

前半が単語集、後半が単語をちりばめた例文集の構成です。

ある意味、他の本のいいとこどりのような感じです。

サイズが文庫なみに小さく、何十年前のポケット辞書みたいな感じです。

製本も辞書なみにていねいなので、何回ページを開いてもバラけないところがいいです。

Amazonのレビューは少ないので売れているのか不明ですが、単語集の部分も例文集も使いやすいと思います。

単語集の部分は、見出し語がページの端にあり、何かで隠さなくても、意味の説明が目に入りにくくなっています。

まとめ

単語だけ、フレーズ、文章、それぞれのタイプに向き不向きがあるので、自分が使いやすいタイプがいいでしょう。

1冊の単語集で覚えても、他の場面でその単語が登場しても意味を思い出せないことがあります。

多読が良いと言われますが、ボキャビルのために多読するのは効率が悪いので、似たようなレベルの単語集を何冊か繰り返すのが効率が良いと思いますよ。

 

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