プログラミングを学んでも全くわからなかったらどうしよう。
文系だし。
実際に始めてみてまったくわからなかったら辛いですよね。
プログラミングを始めるとわかないことの連発で、全くわからない気持ちになるのは珍しくありません。
この記事ではプログラミングが全くわからない状態に陥らないための方法をご紹介します。
この記事の目次
1. 小さいことだけ考える
2. 完全な理解はあきらめる
3. とにかく慣れる
4. 動かないまま放置しない
5. 最終手段:暗記してしまう
1. 小さいことだけ考える
大きな目標をたてるのは重要ですが、いきなり大きなところだけ見ててもそこに進まないので、まず目標をできるだけ小さくします。
問題を小さなものに分解し、まわりを見ずにそこだけ注目するというのはプログラミングの手法そのものなんです。
2. 完全な理解はあきらめる
完全な理解を目指すのはやめましょう。
分からない部分は繰り返していれば慣れます。
もちろん慣れだけでは分からないこともありますが、後から考えたら簡単に解決できることは数多くあります。
「分からない用語や概念に慣れる」のはプログラミングには必要です。
新しく登場する用語についても「言葉の意味」を考えすぎるのはやめましょう。
たとえば「関数とメソッドは何が違うのか」とか、ネットでみると詳しく解説してありますが、学習を始めたばかりのときは読んでも分からないと思います。
言葉の説明を読むよりも、実例を見ながら何度も読んだり、自分でも書いているうちにだいたいのイメージができあがってきます。
実例に慣れてから説明を読んだほうがスッキリする場合が多いです。
この方法だと、最初はモヤっとした気分になると思いますが「モヤっと気分に慣れる」のも学習を進めるには必要です。モヤっとしたままとりあえず進みましょう。
後から見直せばスッキリする場合も多いし、スッキリしなくても用語に慣れてしまい、気にならなくなることも多いですよ。
3. とにかく慣れる
プログラミングを始めたばかりのころ理解できない部分も、慣れると気にならなくなることが多いです。
はじめに違和感がある用語でも慣れると気にならなくなるんです。
今学習しているサイトや本がわからなかったら、同じテーマの別のサイトや本もやってみるのもいいですよ。
今の学習を中断するのではなく、今の学習+別の学習です。
学習量増やすという意味です。
「範囲を小さく絞りつつ学習量は多く」がプログラミングが全くわからないを克服するには効果的です。
たとえば、繰り返しがわからないなら、
- 他の学習サイトや本の例を大量に見る
- 自分で、似たような繰り返しを何パターン作ってみる
- 当たり前のサンプルを大量に作ってみる
同じテーマをいくつかの角度から眺めると、理解できることが多いです。
それに同じテーマを繰り返すことで考え方にも慣れてきます。
4. 動かないまま放置しない
プログラミングの課題などを取り組むとき、プログラムが動かないまま放置しないで完成させましょう。
全部の機能が無理なら、目標を1つの機能だけに絞り、とりあえず完成させます。
たとえば「5つの機能のうち3つは完成しているけど、2つが未完成なので動かない」という状態で放置せずに、3つの機能だけで完成させるのがいいですね。
残り2つは、1つずつの機能のプログラムを作ってからマージすることを考えるか、とりあえず放置してもいいと思いますよ。
何の仕事でも同じですが、最後の10%は労力がかかりますよね。楽しくないし、作業も細かくなるし。
でも、仕上げることでプログラミングの体力みたいのがつくのではないかと思います。
実際は、全体を設計しないとマージできないことも多いですけど。困難をバラしてとにかく完成させるのは大事です。
5. 最終手段:暗記してしまう
わからない部分はプログラムをまるごと暗記するくらいがいいです。
すぐ忘れてもいいですが、その場だけは暗記して書けるという意味です。
分量が多くて暗記できないなら、もっと小さく範囲を絞りましょう。
暗記といっても1文字1文字覚えるわけではなく、流れを覚えればいいので、負担は少ないですよ。外国語のように単語を覚えるわけではないので、負担は軽いです。
学習の最初に登場する小さなプログラムは後から何度も使われることが多いので、理解していなくてもとりあえず覚えてしまいましょう。
まとめ
「プログラミングが全くわからない」を避けるには
- 小さい範囲に絞り
- 何度も繰り返す
- 覚えるほど、繰り返すか、ほんとに暗記する
のが効果的です。
分からない部分で立ち止まって悩むより、やり方だけ覚えて先に進みましょう。
「分からない部分が膨れ上がってきたら」、もういちど最初から繰り返せばいいです。
最初に学習したときより、ずっと早く進められるはずですよ。
「プログラミングが全くわからない」状態は辛いので、「わかる」「知っている」「慣れている部分」を少しでも増やしましょう。
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