プログラミングを独学していけど、どんな順序で勉強すればいいのか?
自分が思っている方法でいいのかな?
プログラミング独学は、人それぞれの方法がありますが、やっぱり効果的な方法というのがあります。
回り道しても楽しければいいのですが、やっぱり挫折しやすくなります。
この記事では、プログラミングを独学する人むけにどんな順序で勉強すればいいのかについて紹介しています。
自分のモチベーションを確認する
プログラミングを独学するとき、モチベーションを保つためにどのくらいプログラミングを学習するか決めておくのは大事です。
- 趣味
- 転職のため
- 所得アップのため
プログラミングが趣味なら学習の方法は気にしないかもしれませんが、就職や所得アップのためなら最短で必要な知識をつけたいのは当然です。
最短の学習だから楽ということはなく、辛くても前に進む必要がでてきます。
そのためにはモチベーションがはっきりしていることが大事です。
漠然と転職したいと思い浮かべるよりも「来年の5月までに転職する」と決めて実行するのがモチベーションの維持に繋がります。
プログラミング言語を決める
プログラミングを独学で始めるときに、まず1つの言語を決めましょう。
1つといってもWebの場合は、HTML、CSS、JavaScriptなど復数の言語がありますが、まとめて学ぶ必要があるものは1つと考えます。
作りたいものを考える、アプリ、ゲーム、Webサイト
自分が何を作りたいかによって学習するプログラミング言語が異なります。
iOSアプリならswift、Androidアプリなら、Kotlin(Javaもありです)、ゲームでUnityを使うならC#、WebサイトならHTML、CSS、JavaScript、Rubyなど復数必要です。
Webサイトには復数の言語が必要ですが、必要な学習時間は1つの言語のときと同じです。
言語は1つとは限らない
仕事をするうえで必要なプログラミング言語は、1つではなく復数のことも多いです。
エンジニアはメインにする言語は1つかもしれませんが、ほとんどが復数の言語を使って仕事にしています。
プログラミング言語は英語や中国語ほど違いがあるわけでないので、1つの言語に慣れていれば別の言語は楽に習得できることが多いです。
最初から同時に復数の言語を学ぶことも可能ですよ。
なので、これから学習する言語を決めるときも、あまり深刻に考えず軽く決めても後から軌道修正できるので、あまり悩まないようにしましょう。
言語によって難易度がある
プログラミング言語は、初心者が学びやすい言語とそうでない言語があります。
学びやすいのはRuby、Python、PHPなど。
むずかしいのはC、C++などです。
JavaはRubyやPythonより難しく独学だと最初は辛いかもしれませんが、学習サイトも多いし、本など情報も多いので独学することは可能です。
どんな環境で学習するのか
動画サイトを見る
最初にやりやすいのはドットインストールです。
3分の動画なので時間がかかりません。
細かなことは気にしないで、ざっと見ておけばいいでしょう。
学習サイトで学ぶ
独学ではじめやすいのはプログラミング学習サイトです。
どちらも大きな違いはないので、良さそうと思ったサイトで始めてみるのがいいですよ。
プログラミングがはじめてなら、どのサイトでも、本でも、最初は分からないのが当たり前なので、気にしないで進みましょう。
わからなくても一気に終わらせるのがいいと思います。
ドドドっと一気に終わらせてから、もう一度繰り返すとよく理解できると思います。
同じ言語について別のサイトで学習するのもいいと思います。
本で学ぶ
入門書は何冊も出ているので、どれを選べばいいかわかりにくいですね。
入門書は、プログラミング言語の文法を個別に解説する本と、小さいアプリケーションを作り上げながら説明していく本があります。
文法の個別の解説本は、プログラミングしている実感が乏しいのですが、項目を細分化しているので、後から復習しやすい利点があります。
アプリケーションを作りながら解説する本は、アプリケーションが動作すると達成感を得やすいのですが、後から必要な項目だけ参照しにくい欠点があります。
スクールで学ぶ
学習サイトや本でひととおり学習したらスクールで仕上げるのもいいと思います。
独学だけだと挫折しやすい人、なかなか前に進まない人はスクールが役立ちます。
ひとりで本を読んでいていよく理解できないところも、他人に教えてもらったら簡単に理解できたということは多いですから。
ただし、スクールでも基本は独学で、分からないところだけ質問するとう形式もあります。
いきなりスクールで始めるより最初は本や学習サイトを1周して、プログラミング用語や考え方を知ってから学習するほうがスタートでつまずかなくていいと思います
ただし、ゼロから始めた人でもさっさと上達する人はいるので、個人差かもしれませんけど。
オリジナルサービスを作る
既存のサービスを学ぶ
既存の有名サービスに似せたものを自分で作るのは勉強になります。
ただし、ゼロからはじめた人にとっては、有名サービスを真似るだけでも大変です。
何度もバージョンアップして改良されてきたサービスを、ゼロから学習したくらいですぐ作れるわけがないですよね。
なので、真似するのはある一部の機能だけでもいいと思います。
なんでもいいけど、最小の機能を完成させるのが自分の勉強になります。
オリジナルサービスを学ぶ
自分のオリジナルサービスを作るときも、シンプルなものから作りましょう。
大きくデザインを考えて、その部分を作ってもいいのですが、最初だとどのみちそのデザインは失敗します。
最初は「作っては壊す」つもりがいいでしょう。
まず小さなオリジナルサービスを完成させて。
次にはもう少し複雑なサービスをゼロから作る。そのときにはそれまでの経験が活かせます。
コードを書くのうまくなるので、前のコードを見ると「なんだ恥ずかしー」って感じになります。
それができたら、また新しいサービスを考えて完成させる、の繰り返しがいいと思います。
不明なところはどこで解決?
独学だと、解決がむずかしい問題が現れることがあります。
というか、何度もあります。
このときにスクールのように質問できる相手がいると時間が節約されます。
あとはWebで質問してみることです。
teratailなどで利用してみましょう。質問するのもスキルの一つです。
ひとりで考え解決するというのは多くの場合「時間の無駄」ということも多いです。
自分が疑問に思うところは、すでに多くの人が疑問に感じ、役に立つ解答もされているはずです。
初心者のときは、じっくり考えるより、正しい答えを教えてもらい、それを利用するほうが効果的です。
独学でプログラミングを勉強するには、自分で解決できない問題をどうやって解決するかも大事になってきます。
プログラミングを独学する順序:まとめ
プログラミングを独学するには、
- まず、モチベーションを高め
- 動画サイトや本を一気に終わらせる
その後、
- 同じサイトや本を復習
- 別のサイトや本に挑戦
- スクールでスタートダッシュする
のどれかがいいでしょう。
その後、既存のサービスを真似た小さなサービスを作り
小さなオリジナルのサービスに挑戦する
この順序で学習していきましょう。
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