TeXの記憶(96) — \DeclareOption

あまり自分で作る機会はないのですが、クラスファイルにあるオプションを自分で作る場合です。

\documentclass[tombow]jbook.cls

や

\documentclass[a4j,fleqn]jbook.cls


の「tombow」や「a4j」のオプションを作る場合、クラスファイルの中の適当な場所（\ExecuteOptionsの行よりも前）に宣言と設定をしておきます。

foo.clsの中で

\newif\if@bar
\@barfalse
\DeclareOption{bar}{\@bartrue}

のように宣言すると

\documentclass[bar]jbook.cls

のように使えます。クラスの中では通常の\ifXXXのように

\if@bar 真の場合\else 偽の場合\fi

で場合分けできます。