昔のカメラを使ったら使い方を忘れてた

このところバンコクで暮らすために身辺整理中です。最近、手持ちのカメラを処分しました。ブローニー版の蛇腹カメラからコンテジまで、たいした分量ではないのですが、全部売ってしまいました。

その直後、店の人に電話をして1台だけ手元に戻しました。それがRollei B35です。

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Rolleiの35ミリといえば、全面にダイヤルのついているほうが人気機種なのですが、デザイン的にこちらの機種を気に入ってしました。スペックはもちろん劣るわけですが、チョロっと撮れる感じが気に入って、2回ほど修理にも出して気に入っていた機種です。

でも、ここ数年いちども使ったことがありませんでした。この機種だけでなくオート以外の使い方をまったく使っていませんでした。

久しぶりにRollei B35を使ってみると、シャッター速度と絞りを決めて(露出計は付いているのですが連動しないので、表示されている値に手動で設定します)、ファインダーをのぞいてシャッターを切る、というのがなんとも手順が多くてまごついてしまいました。

で、18枚撮って気づいたのは、ピント合わせをしていなかったということでした。Rollei B35はファインダーでピント合わせができないので、目測で焦点距離を設定する必要があるんです。ここまで全く忘れてました。

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シャッター速度・絞り・焦点距離というたった3つの設定だけでこんなにまごつくなんて、驚きです。

しばらく毎日使って慣れようかと思っています。

ちなみに、レンズにつけているフードは大きすぎてファインダーの一部を覆ってしまいます。それでもつけているのはなぜか、自分でも不思議です。

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