プログラムをしていると自分のエディタにこだわる人が多いですね。
私はいろいろこだわったあげく、昔から使っているEmacsに戻ってしまい、こだわりなく使っています。
この記事ではプログラミングに使っているエディタと、ブログなどの文章ように使っているMarkdownエディタ3種をご紹介します。
プログラミングに使っているエディタ
Emacs
テキストエディタの古参です。
5年くらい前にはいずれなくなるかと思っていたのですが、いまだ健在ですね。
C言語とEmacs Lisp(elisp)で書かていて、カスタマイズなどはelispで書く必要があります。
elispで書けば何でも実現できる(ような気がする)巨大なエディタです。
昔は非力なマシンで重かったのですが、最近は気にならなくなりました。Macでも普通に動きます。
私もいつのまにかいちばん使うエディタになってしまいました。
今からエディタを選ぶのなら、わざわざEmacsを選ばなくてもいいと思います。
でも、EmacsのキーバインディングはMacも含め標準になっているので、キーバインディングだけでも慣れておくといいかもしれません。
Vim
ヴィムと読みます。
源流のviから考えると現役最古のエディタでしょうか。
いまでも利用者は多いです。ユーザ数はEmacs以上ですね。
viかEmacsか、みたいな論争があったのは過去の話です。
50代以上の人間だとまだ言いたがる人がいるかもしれません。無視しましょう。
Vimは他のエディタと違い、入力やカーソル移動などの「モード」があるのが特徴です。
Ctrlを多用するEmacsのように指が疲れなくていいですね。
Vim(というよりvi)はLinuxの最小システムを入れても必ず入っているエディタなので、基本的な操作だけは知ってくといいです。
システムがダウンして、いろんな機能がだめになってもVimは動くみたいな感じです(ほんとうはわかりません。単なる印象です)。
ファイルを開いて、簡単に編集して、保存するか、破棄する、これだけ知っておくと役に立つはずです。
私は、この知識だけで、gitでcommitするときに使っている。
Sublime Text
Sublime Textの時代だと思って、課金してから4年。
すっかり使わなくなって、Emacsに戻っています。
これは私の場合で、Atom移ったユーザが多いようです。無料で使えうとはいえ、基本は有料だし、Atomは無料だし。
エディタの有料化は難しそうです。
Atom
Guthubが提供している オープンソースのエディタ。
情報も多いし、Windowsでも使えるし、便利な拡張機能(パッケージ)を使いやすいし。
後発なので、無駄のない設計になっていると思います。
入力の補完、プロジェクト管理、Markdown、全部揃っているので、エディタで迷っているならAtomが無難です。
mi
miも昔からあるエディタ。
有料化する予定があると聞いてから5年以上たつので、諦めたのか。
それにしてもエディタの有料化は難しいのかな。
原稿用紙モードがあって、日本語の文章を「読む」のに便利に使っています。
Markdownエディタ
MOU
Markdownでの編集画面と、プレビュー画面の両方をカスタマイズできるエディタです。
有料化すると言われながら、今ならディスカウントとWebサイトにありますが、リリースされてないのか?
さっぱりしたMarkdownエディタなのでよく使っていました。
途中からMacDownに移ったのでいまでは使っていません。
MacDown
MOUをリスペクトして作りはじめたというオープンソースのMarkdownエディタです。
MOUと同様に、Markdownの入力画面と、プレビュー画面を同時に表示。どちらもカスタマイズできます。
編集画面を好みにカスタマイズすれば、プレビューの表示は最小限でも済むので、2画面を行き来する面倒は減ります。
でも、今は、1画面でプレビューもできるTyporaに移行してしまいました。
Typora
Markdownエディタとして使いやすいです。
このブログような文章を書くときには必ずTyporaを使っています。
編集画面とプレビュー画面に別れてないので、画面を占領しないし、デザインも極力シンプルなので、じゃまになりません。
入力したMarkdown記法がそのまま表示されるのはTyporaだけだと思います。
ただし、入力とプレビューを1つの画面で行うと、カーソルの移動など、こまかなところで気になる部分もあります。
これからのバージョンアップに期待します。
Typoraもいずれ有料バージョンを出す予定らしいのですが、いつになるのか。
現在のバージョンは0.9.9.19.1。
バージョン1になったら有料化するという話です。
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