Markdown:連分数の表示

:Markdownで連分数を入力する例です。

サンプルにしたのはMarkdownエディタTyporaです。

Typoraは数式の表示にMathJaxを使っているので、MathJaxの機能が使えるエディタは、Typora以外でも同じように表示されると思います。

 

普通の分数

$$
\frac{x}{y}
$$

 

分数の分数

$$
\frac{x}{y+\frac{1}{2}}
$$

 

分数が小さくなるのを防ぐには、\dfracを使うか、\diplaystyle、\cfracを使います。

$$
\frac{x}{y+\dfrac{1}{2}} \\
\frac{x}{y+\displaystyle\frac{1}{2}} \\
\frac{x}{y+\cfrac{1}{2}} \\
$$

\dfracと\displaystyleは同じです。

 

\cfracのほうが分子と分数の横棒との間隔があります。

 

連分数

\cfracは連分数(continued fractions)に使われるコマンドです。

連分数を表示してみると見た目のバランスが良いですね。

$$
\sqrt{2}=1+\cfrac{1}{2+\cfrac{1}{2+\cfrac{1}
{2+\cfrac{1}{1+\sqrt{2}}}}}
$$

 

\dfrac、\displaystyleだと分子と横棒の間隔が狭くなります。

$$
\sqrt{2}=1+\dfrac{1}{2+\dfrac{1}{2+\dfrac{1}
{2+\dfrac{1}{1+\sqrt{2}}}}}
$$

この間隔のほうが縦のスペースを節約できるので好まれる場合もあります。

 

\fracだけを使うと見やすさは落ちますが、これで十分な場合もありますね。

$$
\sqrt{2}=1+\cfrac{1}{2+\cfrac{1}{2+\cfrac{1}
{2+\cfrac{1}{1+\sqrt{2}}}}}
$$

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